2016年07月15日

韓国(大邱)出張報告☆

7月5日~7月7日まで韓国の大邱(テグ)へ出張に行かせて頂きましたおすまし
今回の出張内容は、
㈱グッドワンが出資している、韓国の大邱にあります、
BioLead(バイオリード)の視察です。
Bio Lead

看板1

インフォメーション
多くの医療開発者がオフィスを構えておりました。


今、韓国では国を挙げて医療産業に力を入れています。
大邱では医療機器開発を、五松(オソン)ではバイオをメインに
さまざまな研究施設の建築が行われています。
脳の研究施設
看板が脳ですびっくり
脳の研究施設2
なので、こちらは脳を専門に研究する施設です。
その他にも韓国の漢方を専門に研究する施設もありました。

これは、周辺の施設の状況です。おすまし
まだまだたくさん建築される予定だそうです。周辺施設2

周辺施設1

周辺施設3

医療研究施設の他に、研究者また、関係者が住む住宅等も多くありました。
建物1

建物2


現在BioLeadでは、さまざまな事業を行っています。
まず、医療機器を販売するには、国の認可をもらわないと販売ができません。
それらの開発を行っている、事業者から実験を受注しています。
例えば、

●歯のインプラントの開発
人間では実験ができないので、まずは動物を用いて実験を行います。
動物(犬)の歯にインプラントを埋め込み、それをまた取ってインプラントに異常がないかどうかを確かめて異常がなければ国から許可をもらえ、そして人に使えるようになります。
それらの実験の受注は日本・シンガポール・アメリカでも行っておりますが、日本はその実験サンプルを送る際の規定が厳しく、またコストも掛かるとのことです。
現在、まだ韓国では行っているところがありませんが、Bio Leadが実験をし、韓国でも行えるようにしています。
歯のサンプル
歯のサンプル2
歯のサンプル3
歯のサンプル4
インプラント後の犬の歯を樹脂に入れて、裁断、染色、そして細胞等を確認します。

染色後の歯のサンプル
こちらが裁断をし、染色を行った歯のサンプルです。

ここまでの工程を行うのに、これだけの医療機械を用います。
樹脂の容器
樹脂を入れる容器↑
樹脂を固める部屋
樹脂を固める部屋です。樹脂を真空にして固めるのだそうですが、その際ににおいが出るので、別室で固めます。↑
樹脂を固める機械
真空にした後の樹脂をまた固めます。この機械には約2週間入れます。↑
樹脂を固める機械2
同じく樹脂を固める機械↑
樹脂を保存する機械
固めた樹脂を保存する機械↑
樹脂を裁断する機械
樹脂を裁断する機械↑その他に、歯とか骨とか、人工物が入っている材料も切れます。奥の機械はミクロの単位で切ることができます。
樹脂の表面を研磨する機械
表面を研磨する機械で↑研磨する表面がダイヤモンドなのでとても高価です。
樹脂を研磨する機械2
こちらも研磨する機械↑

●リウマチの検査
リウマチは骨の病気で、検査キットを開発しており、特許も取得しています。
それもこのインプラントとの研究にも関係があります。
これはら、大学の研究、大学病院、国の機関、医療機器開発を行っているところで必要になり、
BioLeadが試験を行っています。


●細胞の染色
今の細胞の染色技術は一種類の染色で、細かく見るということが行われていないそうです。
それでは細胞をみて得られる情報が限られます。
細胞にいろんなマーカーをつけたり、いろんな染色をして特殊なところだけを見ることがさまざまな病気の発見に大事なので、そういった技術開発にもチャレンジしていきたいとのことです。

染色する機械
細胞に染色を行う機械↑全工程を自動で行ってくれる最新の機械です。
機械内部
機械の内部
機械内部2

機械内部3

染色後の細胞を切る機械
染色した細胞を切る機械↑
顕微鏡
細胞を見る顕微鏡↑

機械全体
医療用の専門機械なのでこちらすべて全体で、なんとっ何千万もします!!
全体の投資では約1億円くらいだそうです!
代表の志榮様
BioLead代表の洪(ホン)社長です。
女性の方ですよおすまし
洪社長は日本語も完璧で、すべて説明も日本語で行ってもらいましたおすまし
医療に関してのこれからのビジョンや研究のことを聞かせてもらいました。ピカピカ
洪社長は、これまで築き上げたキャリアを離れて自ら起業するという私にはないバイタリティーがあり、とても刺激になりました。びっくり

グッドワンもたくさんの女性社員が頑張っていますが、これからも洪社長のように
みんなで頑張っていきましょうアップ

日本語版HPもあるので、見てみてくださいキラキラ 
http://biolead.co.kr/jp/sub01/introduce_01.html







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Posted by 株式会社グッドワン at 18:06│Comments(0)行事・研修
 
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